ラブラドール・レトリーバーについて
骨太でがっしりとした体を持ち、テレビなどのメディアでもよく見かけるラブラドール・レトリーバーは、冷たい水の中でも体温をしっかり守る毛を持ち、よく働く従順で優しい犬です。今では補助犬や警察犬など様々な場所で活躍の場を広げています。
起源
祖先となった犬は、カナダのラブラドール半島ではなく、ニューファンドランド島とされています。この地域に連れてこられたセント・ジョンズ・レトリバーが祖先とされ、その島原産のニューファンドランド犬は、セント・ジョンズ・レトリバーとマスティフの後輩によって生まれたと言われています。
その後セント・ジョンズ・レトリバーはイギリスへと持ち込まれ、貴族の手によって選択交配をされたため、イギリス原産とされています。性格や能力の高さからイギリスやアメリカで深く愛され、また沢山の人の生活を救っている犬種でもあるのです。
飼育管理
体力はあるので、毎日最低でも朝晩1時間ずつ散歩をしましょう。泳ぐことや何かを取ってくることも好きなので、可能であれば遊びに組み込んであげてもいいかもしれません。ただ、体重はあるので遊ぶ内容によっては注意が必要です。
毛は短いですがダブルコートなので、週に数回はブラッシングを行って下さい。好奇心も旺盛なため、若いうちはしっかりしつけておかないと、物を壊されてしまったりします。賢い分しっかりとしつけておきましょう。