キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルについて
一般的に「キャバリア」または「キャバ」と呼ばれているキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、大きく愛らしい目とふわふわした垂れ耳を持ち、毛質は絹糸のようななめらかさを持っています。日本でもかなり有名で人気もあります。
起源
イギリス王室で愛されてきたスパニエルは、歴史の流れとともに異種交配が進められ、短吻化(目から口までの長さが短いこと)してしまいました。その後チャールズ2世時代の絵画を見たロズウェル・エルドリッジがその絵画と同じ姿の復活を求め、多額の懸賞金を掛けました。
そこから最終的に今の鼻がとがっている姿のスパニエルをキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルと呼び、短吻のスパニエルはキング・チャールズ・スパニエルと呼ぶようになりました。
飼育管理
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルはとてもやさしく穏やかな性格をしています。争いごとを好まない性格でもあるので、初心者の方や小さい子供などがいる家庭でも仲良くしてくれるとても飼いやすい犬種です。
運動量はそこまでは必要なく、室内で飼う事も可能ですが、運動不足になってしまうとストレスに繋がってしまうので、毎日1回でも散歩をしましょう。また、抜け毛も多いので2日に1回程度のペースでブラッシングをしてあげる必要があります。